71. ペットの葬儀の際、どのようなことをするのですか??

人の葬儀に準して、同様のことをします。

私が執り行う葬儀は、人の時にも、ペットの時にも、お経についてお話をして、
何をしたのか、何をしているのか、何をするのかを説明をさせていただいてます。

箇条書きにすると、こんな感じですね。
@入棺:体を癒し、寛いで、安らいでもらう供養
A棺前:ご縁のある人たち、ご縁のある仏様方が集まっての供養
B挙棺:思い出を語らってもらう供養
C洒水:末期の水を口元に注ぐ供養
D法語:お見送りの言葉を贈る供養
E身経:命の身姿への感謝と生きたことへの労りの供養
F心経:清らかな魂へ皆様の感謝と愛情を伝える供養

これで、22分はお時間が掛かります。

人の葬儀の際にも、同様のことをしているのですけど、他のお坊さんたちは説明してくれませんよね。
だから、長時間にわたり何をしているのか見ているだけで分かりませんよね。。。
そうすると、長時間何をどう過ごしていいのか心が定まらず、時間が長く感じるのです。
時間が長く、心が定まらないので、人は眠くもなってしまいます。。。

私は人の時にも、ペットの時にも、同様にしておりますので、
私の葬儀を経験された方は、
丁寧な葬儀だった
心のこもった葬儀だった
分かりやすい葬儀だった
時間が早く感じる葬儀だった
こんな葬儀は始めて経験した
人(家族の誰)の時よりも良かった
というような同様な感想をもたれることでしょう。

ペットの葬儀の際には、人の葬儀の際に執り行っている受戒部分は削除しております。
人の葬儀の際(戒名あっての葬儀の際)は、髪を剃り志を新しめ、人生を悔い改めること、
仏様の戒律を守ること、新たな名前を授け、お釈迦様のお弟子さんになる儀式があります。
(人の時には、この部分で15分は掛かりますかね)

ペットの場合は、この部分必要ありませんよね。
だって、人間と違って心が純粋で、何の悪いこともしておりませんからね!
悔い改める必要ありませんよね。。。

なので、人の葬儀でいうところの真ん中部分だけを執り行います。

その後の後経と呼ばれる、初七日から四十九日までのお経については、
後日すればいいのであって、当日必要なことではありませんし、
する・しないの選択がありましょうから、当日は執り行いません。
(この部分まで葬儀に充てると、人のお葬式の時間が45分になるのですよね)

後程、初七日の供養、四十九日の供養などは皆様の希望に応じます。

簡単に記してみましたが、私のお話しながらの葬儀は、
経験してみないと分からないことかもしれませんね。
だって、私の行っている葬儀は、
皆さんが知っている人の葬儀と異なりますからね。

ペットで私の葬儀を経験した人は、その後に人の葬儀を依頼したくなるもので、
他のお寺の所属などない方ですと、自分の葬儀の際には必ず横田さんに!とか、
ご家族親類の際にペットの時と同じようにして欲しい!と私の葬儀で見送りたいと頼まれます。

ペットのことだけでなく、人の時にも、僧侶として私のことを思い浮かべてもらえるのは、
お坊さんとしてとても有り難いことです。

人によっては、横田さんって、人の葬儀を頼んでもいいんだっけ?って家族会議になるそうですよ。

私がペット専門のお坊さんだと勘違いされている方も多く、葬儀や供養の際に、この話をよく聞きます。。。

私は、ただの僧侶なのですよ。
命の身姿に囚われのない、ただのお坊さんなのですよ。
悲しい別れを少しでもよくしたいと、皆様の心に寄り添っているだけです。

 

72. 火葬前の供養と葬儀の違いは、どのように違うのでしょうか?

お経の内容(時間)と費用の違いがあります。

葬儀は前述(71番)の通りですので、お時間が22分はかかります。
供養となりますと、前述の葬儀次第の@EFの部分となり、お時間は7分くらいとなります。

より丁寧にお経を挙げてあげるのが葬儀で、
途中を略したものが供養となります。

葬儀はお見送りの用意のお経から順序建ててご供養するもので、
供養は前半を省略して、お見送りのところからのお経となります。
ちなみに、お客様からお経を頼まれなくても、
私の気持ちとしていつもお経挙げているのはFのところになります。

費用の違いでお伝えしますと、お布施なので決まりはありませんが、
皆様から頂く金額の順番でいいますと、
供養は3,000円、5,000円くらいで頂くことが多いでしょうかね。

葬儀となりますと、お時間も3倍となりますので、
10,000円から頂くことが多くなります。

火葬前の追加としての供養の際は、前述のお布施になりますが、
その後の四十九日法要、一周忌法要などの法要となりますと、
お経の内容は異なりますし、お布施の金額も変わってまいります。

 

73. 法要をお願いするとしたら、どれくらいの時間が掛かりますか?

皆様とのお話の量によって、全体の時間は大きく左右されますので、
何分というような決まり事はありません。
皆様のお話が多岐にわたれば、話の時間は長くなりましょうし、
私のスケジュール上、お経のみでお願いすることもあります。

お経のみのお時間だけで言えば、お経3つで15分。
その後にお経の話をすれば、5分追加。

お急ぎのご供養、スケジュール上のことで、
お経のみということであれば、
15分〜20分は時間が掛かりますかね。
受付や祭壇の用意などを含めて、30分を目安にしております。

お話のお時間として、30分くらいはお時間を取ってありますので、
こちらでは法要を頼まれた際には1時間を目安にしております。

また、次のお客様との入れ替え時間として30分のゆとりをもっていますので、
その時間を使ってお話時間の延長にも対応しております。

いっぱいお話したい!話を聞きたい!ということであれば、
さらに時間枠を増やすようにしますので、ご予約の際にでも依頼してください。

時には次のお客様の予約がなく、お客様にも時間があり、
お話のままに過ごしてからのご供養となることもあり、
その際にはお話だけで2時間以上に及ぶこともあります。
(最長は5時間ということもありましたよ!)

ご自宅のご供養となりますと、家にはいっぱいの思い出もありますから、
比較的お話の時間が長くなるので、ご自宅での法要の際は、私の目安として2時間と考えております。
県外の出張の際には、帰りに食事や観光してから帰ろうと思い、その時間をキープしていると、
そのキープの時間ギリギリまで話をしてしまい、いつも慌ただしく帰っております。。。

 

74. 〇〇〇

〇〇〇〇〇

 

75. 〇〇〇

〇〇〇〇〇