56. ペットの通夜・葬儀のために、自宅に来てもらえますか?

はい。ご自宅に伺いますよ。

お布施以外に、自宅までの往復の交通費は掛かりますが、それでも私のご供養をということであれば、
どちらへでもお伺い致します。

葬儀となりますと、皆さまの予定と私の予定が合わないと叶いません。
他に決まっている予約もあり、先約を優先としますので、日が合わないこともあるかと思います。
その際は、先約を変更して後約を優先とはしませんので、ご了承ください。

火葬する前に葬儀をするのが一般的なのでしょうけれども、地域や風習によっては、火葬してから葬儀するところもありますので、
お互いの日程が合わない場合は、まずは皆さまで火葬してお骨を自宅に連れ帰り、その後の葬儀とすると宜しいかと思います。

時を遡っても葬儀はできますので、火葬の前後はどちらでもいいのですよ。

ご自宅に向かう際、新潟県内であれば私が車を運転して行くこともありますが、
その他の地域では公共交通機関を利用しての訪問となりますので、駅での待ち合わせや最寄駅からタクシーで伺うことになります。
駅での待ち合わせの際は、どちらの改札口なのか、どこの出口での待ち合わせなのか教えてください。
それと何かあっても連絡ができますよう携帯電話の電話番号も併せて教えてくださいね。

あと、よく問い合わせのある件として、「何か用意しておく物はありますか?」と聞かれますが、
特別に用意していただく物はございません。
ロウソクがあれば灯しますし、ロウソクが無ければ無いでいいです。
あればある、無ければ無いで構いません。
必要なものは持参しますし、私が行くことが必要なだけで、何か用意する物が必要なのではありませんから、その心配はありません。

いろいろなお宅にて、ペットの葬儀をしておりますので、
自宅での葬儀を希望の際はご連絡してください。

 

57. ペットの毛を貰ってもいいのでしょうか?

いいと思いますよ。

お骨はお骨壺に一緒に入れたいから、遺毛を手元に残すという方はおりますよ。
また、合同火葬で埋葬となってしまうと何も残らないからと、遺毛を残す方もおります。

こちらのペット霊園でも、お経の前後に遺毛を切っておきたいとのことでハサミを貸す事はよくあります。
火葬してもお骨は残りますが、遺毛は火葬すると残りませんので、火葬前に「ここの毛がいいな」と思う毛を取り分けてください。

遺毛を手元に置いて供養する人もいれば、カプセルに納めて御守りにする人もおります。
また、遺毛をぬいぐるみに針で押し込んで、ぬいぐるみを位牌とすべく芯入れの供養を頼まれることもあります。

毛を取っておけばよかったと火葬後に思いつくこともありますが、
場所はともかく、量はともかく、毛があればいいのでしたら、家に帰れば毛は落ちていますので、探してみてください。
どこかのあると思いますので、集めてみてはいかがですか。

もう何年も経ってしまい、家の中を探しても毛が見つからないという方は、
家具を移動するとあるかもしれませんし、タンスの中の着ていない洋服に付いているかもしれませんよ。

メモリアルカプセルによっては、遺毛専用のガラス管内蔵のものもあり、取り出して見ることもできますので、
よろしければメモリアルグッズのページからお求めになってください。

 

58. 人生のことについてお話したいことがあるのですが…

どうぞ、私で宜しければ、お話を聴かせていただきますよ。

ペットロスのお話やカウンセリングから、一人の人間として、一人のカウンセラーとして、一人の僧侶として、
私を良き相談相手に選んでくださる方も多くいらっしゃいます。

家族関係のこと、恋愛のこと、仕事のこと、いろいろな人生における問題やお話を聴かせてもらいますよ。
家族には相談できないこともありましょうし、夫婦間では話にならないこともあれば、知人には知られたくないこともありましょう。
そんな時には、第三者に話を聞いてもらうことがいいですよね。

そんな相手として、傾聴することのできる人として、僧侶という特殊な立場にある者として、
親しみ易いのか、話し易いのか、私は皆さまの話相手にはちょうどいいのかもしれませんね。

お話をするだけでも楽になることもあります。
そんな時でも、話す相手によっては、説教されたり、指摘されたり、こうしろ、ああしろと指図されたりと、
話を聞いてもらうということができないことでしょうから、そんな時には私にお話ください。

坊さんだからといって説教することはありませんし、指図することもありませんので、
お気軽にお話下さい。

守秘義務に則り、他にお話ししませんので、安心してください。

相談ということであれば、心に寄り添いお話を聴きますので、その人なりの答えもあれば、一般的な答えもできますし、
私なりの答えということもできますので、何か心のヒントになればと思います。

昔の僧侶という者は、生活の道案内人であって、迷った時に相談したり、困った時に相談していたものです。
それが今では葬式仏教と揶揄されるように、心に寄り添う僧侶が少なくなってきてはおりますが、
私はお寺を継ぐべく僧侶になった訳でもありませんし、お寺生まれで僧侶にならざるをえなかった訳でもありません。

お釈迦様という人柄に憧れている僧侶ですから、皆さまの心に寄り添えればと思っております。
そんなことから、お話ということで各地に出向くこともあります。

夫婦喧嘩の仲裁に呼ばれることもありますし、恋愛相談のことで色恋事について話すこともあれば、
仕事のこととしてビジネスマンだった頃の話がヒントになることもありましょうし、禅の考えが役に立つこともあります。
生死ということについて相談されることも僧侶ならではのことだと思いますが、
いろいろな話ができるのも僧侶だと思いますので、カウンセラー僧である私にお話を聴かせてください。

そうそう!お金の相談だけはお請けすることができません。
私が誰かに相談したいくらいですからね。。。

 

59. 天国ってどこにあるのですか?

どこにあるのでしょうかね。

私も直接見てきた訳でもありませんので、そちらですよ!と指示して教えてあげることができません。
お坊さんなんで、こちらですよ!とご案内することはできますが、それではあちらに逝ってしまいますからね。

天国とか、浄土とか、あの世というものは、目には見えないところにありましょうから、
目で見るようには教えることができませんし、緯度・経度のある世界でもないのでしょうから、
距離や方角でも説明できないかと思います。

どんなに科学や文明が進んでも、また、どんな未開な文明であっても、
あの世のことを人は考えるものです。思う者です。
どんな地域や文化・風習が異なっても、言い方は異なりますが「あの世」のことを信じているものです。

だから、どんな地域や文明でも葬送の儀があり、別れの儀式や来世での幸せなどを願う儀式があるものです。
多くの人間があると思い、信じているにも関わらず、目に見えない。
目に見えないのに信じている。これっておかしなことですよね。

普段は目に見えることばかり信じていて、目に見えないことはあまり信じていないのにね。
おかしなことではなく、不思議な事なのですから、これでいいのでしょう。

よく分からないことなのです。
文明が進んでも今が解明されていないことは多くあるもので、あの世というのもその一つなのです。

信じていない人は信じなくていいし、信じたい人は信じればいいだけで、
あるのか?ないのか?と論じるべきことでもなく、科学で追及するものでもないのかと思います。

ここで一つ私からの問題にお答ください。
この文章を読んでいるということは、あなたは人間だと思います。そこで問題です。
あなたには心がありますか?あるのであれば、その位置を指で示して下さい。

この問いに、多くの人は胸のあたりを指差します。
ですが、そこは胸であって心ではありません。心臓であって心ではありません。

次には、頭のあたりを指差します。
ですが、そこは頭であって心ではありません。脳であって心ではありません。

となると、皆さんは人間であるにも関わらず、心の無い人間ということになります。
心ない人はいるにしても、心の無い人はいないかと思います。

心はレントゲンでも写りませんし、CTで解析しても見つかりません。
見えないのにあると思っている、あるのに示せない、不思議な存在が心というものなのです。
同じようなものが天国や浄土・あの世であり、同じ性質を持っているのです。

もしかしたら、同じ性質であることまでは分かっているのですから、
天国というものは、人の心の中にあるのではないでしょうか。
だから、同じような不思議なことになっているのではないでしょうかね。

その身の外側の世界をいくら探しても見つからないはずですよ。
この身の内側にある世界なのでしょうからね。

私は心があります。見せてあげることができませんが、確かにあります。
指し示すことすらできませんが、私の中に心があります。私の子たちは私の心におります。
私の心の中に天国があるからです。

皆さまの天国はどこにあるのか教えてください。

 

60. 供養の際、横田さんがお経を読んでくれるのですか?

はい。私がご供養致します。

たまに、お問い合わせの際に質問されることがあるのですが、
私がすべてを執り行っておりますので、他のスタッフや他のお坊さんが供養することはありません。

全国のペット霊園において、いろいろな違いがあるために思われることなのでしょう。
ここで、一般的な事例を紹介しておきます。

民間経営のペット霊園さんでは、お経を挙げて供養となると、していないところも数多くあり、
供養ができる霊園さんにおいては、提携しているお寺さんに頼むことになるかと思いますので、
別料金として派遣して来てもらっているので、お布施や車代など掛かる場合があります。

ところによっては、ペット専門僧侶なる存在もまことしやかにおり、
どこぞかでちょっとお経を読めるようになるまで修行(練習?)して、そこの団体から公認されているような方がお経を挙げる場合もあります。
また、お経が録音されたテープのお経を流すところもあれば、スタッフのどなたかがお経を唱えてくれる霊園もあります。

寺院経営のペット霊園さんでは、お経を挙げて供養となると、お寺のどなたかがお経を挙げることになりますので、
ご住職さんなのか、雇用されているお坊さんなのか、スタッフさんなのか、どなたかがお経を挙げて供養してくれましょう。
そんなことから、「横田さんがお経を…」という質問になるのかと思います。

お寺にてお経を挙げて供養するとなると、火葬料金とは別に費用(お布施)が生じることかが一般的かと思います。
霊園さんによっては、住職さんの時は特別火葬コースなどと、お勤めの僧侶の場合は葬儀火葬コースとは金額が異なるところもあります。

お寺経営だからといっても、ただのオーナー経営者の場合もあり、お経を挙げないペット霊園も数多くあるので注意してください。
お経を挙げてくれると思って選んだのに、そうではなかったとの話をよく耳にします。。。

民間のペット霊園にて火葬して、お経を挙げて供養してあげていないからと、菩提寺にてご供養してもらおうと思っても、
皆さんが思っているようになることは少なく、動物にお経となると断られるケースもあれば、程度に差のあるお経となることもあります。
本堂にての供養はお断りされたり、衣は着ないとか、仏壇前はダメとか、それぞれのお坊さんの考えがあることかと思いますので、
普段お付き合いしている中での人柄などを考慮して話してみることがよろしいのかと思います。

話してみて気まずい関係になるよりは、ペットの供養をしているお寺さんに頼まれるのが良い時もあります。
(全国の皆さんから、いろいろな菩提寺の事例などを聞いているものですから…)

最後に、お経は誰が挙げても有難いものです。
お経に長いも短いもなければ、誰がということもないのです。
そうであっても、想いのある人にお経を挙げてもらいたいものですよね。

そもそも、お経を挙げてあげたいな!と思う飼い主さんの気持ちが、まず有難いことなのですよ。
あの子たちにとって、家族のひとりとして思われていることが嬉しいことなのですからね。

家族のひとりだから人と同じようにきちんとしてあげたい、私にうちの子の供養をお願いしたいとのことで、
国内外全国各地から多くの方が参詣されますし、全国各地のご自宅に私が伺ってもおりますので、
ご供養を希望される方はご連絡下さいますようお待ちしております。